こんにちは! AI動画クリエイターのナナスケです。「AI 加工所」へようこそ!
前回の記事では、クラシックカー(’69 コルベット)がまさかのバック走行&トランスフォームという、AIの予測不能な珍プレーに笑わせていただきました(笑)。バイク動画制作での苦戦続きから、気分転換で車に挑戦したものの、なかなか一筋縄ではいきませんね。
しかし! 試行錯誤を繰り返す中で、少しずつVeo 2のクセや可能性が見えてきた気もします。今回は、「これならどうだ!」と、舞台を夜のニューヨークに移し、憧れのアメリカンマッスルカー「1973年式 ダッジ・チャレンジャー」のド迫力ドリフトシーン生成に挑みました!
Gemini 2.5 Proが描く、夜のニューヨーク・ドリフト!
今回も、頼れる相棒「Gemini 2.5 Pro」にVeo 2用のプロンプト作成を依頼。目指すは、映画のワンシーンのような、湿った夜のニューヨーク市街地をチャレンジャーが豪快にドリフトする映像です。
ナナスケのリクエスト:
夜のニューヨーク市街地を1973年式ダッチチャレンジャーがドリフトしながら走行するシーン。
Gemini 2.5 Proによる詳細プロンプト案:
JSON
{
"prompt": "Cinematic night scene in New York City. A classic 1973 Dodge Challenger muscle car executes a dramatic, high-speed drift around a wet street corner. Low angle, dynamic tracking shot capturing the action. Thick white tire smoke billows from the rear wheels, illuminated by the glow of streetlights and vibrant neon signs reflecting off the slick, wet pavement. Steam rises from manhole covers in the street. Gritty, atmospheric, high-energy urban vibe. Focus on the powerful motion of the car and the detailed city environment at night.",
"style": "cinematic, realistic, dynamic, gritty",
"keywords": [
"1973 Dodge Challenger", "muscle car", "drifting", "powersliding", "tire smoke",
"night scene", "New York City", "NYC streets", "wet pavement", "neon lights",
"streetlights", "urban", "car chase aesthetic", "V8 engine sound (implied)"
],
"negative_prompt": "daylight, empty streets, clean pavement, slow motion, cartoonish, poorly rendered car"
}
今回もGeminiは、単に「ドリフトする」だけでなく、濡れた路面、マンホールからの蒸気、ネオンの反射、タイヤスモーク、低いカメラアングルからの追従ショットといった、具体的な情景や雰囲気を高めるためのキーワード、さらには除外したい要素(ネガティブプロンプト)まで、非常に細かくプロンプトを構成してくれました。これは期待できる…!
ついに成功! 夜の街を駆け抜ける漆黒のチャレンジャー!
「今度こそ頼むぞ、Veo 2!」 祈るような気持ちで、この詳細プロンプトを入力し、動画生成を実行! そして待つこと数分…表示された動画を見て、思わずガッツポーズが出ました!
生成された動画の結果:
素晴らしい! まさに思い描いていた通りの映像です!
漆黒に輝く’73チャレンジャーが、夜のニューヨーク(雰囲気!)の街角を、派手なタイヤスモークを上げながら豪快にドリフト! 低いアングルから車を追いかけるカメラワークが、スピード感と迫力を完璧に捉えています。街灯やネオンサインが濡れた路面に反射し、スモークや蒸気と相まって、本当にリアルで雰囲気満点!
これはもう、映画のワンシーンと言っても過言ではない、「高品質」な映像に仕上がりました!
【🎬 成功した「’73チャレンジャー NYCドリフト」動画! 👇】 ついにやりました! この迫力をぜひ!
今回の成功から得た確信:ディテールこそが鍵!
長かった…! バイクでの苦戦、車の珍プレーを経て、ようやく満足のいく動画をVeo 2で生成することができました。今回の成功から学んだ、そして確信したことがあります。
それは、「Veo 2は、詳細かつ具体的なプロンプトによって、非常に「高品質」な映像を作り出すポテンシャルがある」ということです。
特に、
- 舞台設定(時間、場所、天気など)
- 雰囲気(光、影、空気感など)
- カメラワーク(アングル、動き)
- 具体的なディテール(濡れた路面、蒸気、反射など)
- ネガティブプロンプト(不要な要素の排除)
これらを細かく、具体的に指示することで、AIは私たちのイメージをより正確に捉え、形にしてくれるようです。
次なる挑戦:正面からのド迫力ドリフト!
一度成功すると、欲が出るのがクリエイターの性(さが)でしょうか(笑)。
今回の成功に気を良くした僕は、早くも次の構想を練っています。次は、交差点をドリフトしながら、カメラ(視聴者)に向かって猛加速してくる、さらにド迫力なチャレンジャーの映像に挑戦したいと考えています!
Veo 2による動画制作の可能性は、まだまだ計り知れません。これからも様々なプロンプトを試し、AI動画生成の限界と可能性を探る旅を続けていきます。
今後の「AI 加工所」での奮闘記も、ぜひご期待ください!
今回も読んでいただき、ありがとうございました! ナナスケでした。
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